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J-GLOBAL ID：201202208303314684   整理番号：12A0670532

直接エタノール燃料電池中のアセトアルデヒド生成:密度汎関数理論による機構的解明

Acetaldehyde Production in the Direct Ethanol Fuel Cell: Mechanistic Elucidation by Density Functional Theory

著者 (5件)： KAVANAGH Richard (Queen’s Univ. Belfast, Belfast, GBR) ,  CAO Xiao-Ming (Queen’s Univ. Belfast, Belfast, GBR) ,  LIN Wenfeng (Queen’s Univ. Belfast, Belfast, GBR) ,  HARDACRE Christopher (Queen’s Univ. Belfast, Belfast, GBR) ,  HU P. (Queen’s Univ. Belfast, Belfast, GBR)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 116  号： 12  ページ： 7185-7188  発行年： 2012年03月29日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 密度汎関数理論(DFT)計算を用いて直接エタノール燃料電池中のアセトアルデヒド生成気候を検討した。表面水酸基とエタノール間の相互作用では(111)及び(211)面の両者でエタノールのOH水素を介して強い水素結合を形成し,熱力学的な安定化による複合体形成を示唆した。アセトアルデヒド形成経路は表面へのエタノール吸着,エタノール-ヒドロキシル基複合体形成からα水素がアルデヒドOと水素結合Hの結合強度を弱めるため,アセトアルデヒド形成を示した。(211)面よりも(111)面上でこの過程はいくらか起こりやすいことも示した。アセトアルデヒドの脱水素化によるアセチル種形成過程は容易に起り,(211)面ではアセチル種が形成したが,(111)面ではアセトアルデヒドはすぐになくなり,一連の産物から除去されることを示した。

シソーラス用語： *液体燃料電池 ,  *密度汎関数法 ,  水素結合 ,  反応機構 ,  吸着 ,  脱水素反応 ,  脂肪族アルデヒド ,  ヒドロキシ基
準シソーラス用語： ヒドロキシル基 ,  *直接エタノール型燃料電池

分類 (1件)： 燃料電池  (YB04040V)

物質索引 (1件)： アセトアルデヒド

タイトルに関連する用語 (3件)： 直接エタノール燃料電池 ,  アセトアルデヒド ,  密度汎関数理論