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J-GLOBAL ID:201202208396833430   整理番号:12A0746443

高密度非水相液体(DNAPL)の捕捉,溶解および汚染源喪失挙動に及ぼす単一亀裂開口の統計値の影響

Effects of single-fracture aperture statistics on entrapment, dissolution and source depletion behavior of dense non-aqueous phase liquids
著者 (4件):
資料名:
巻: 133  ページ: 1-16  発行年: 2012年05月15日 
JST資料番号: E0688B  ISSN: 0169-7722  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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単一亀裂におけるDNAPLの捕捉及び溶解挙動の理解は,亀裂側からの汚染フラックス発生をモデル化するために重要である。ここでは,個々のいろいろな開口を持つ亀裂内部でのDNAPLの移動,捕捉および溶解に対する亀裂開口の統計値の影響について,系統的な数値研究が述べられている。底部境界が開かれている場合と,閉じられている場合の両方の亀裂について考察した。シミュレーションのための連続体2相モデルは,局所開口に基づく入口圧力を計算する毛管圧関数が使用された。アプリケーションへの適用前に,このモデルは,Invasion Percolationによるアプローチと比較され,特に,より汎用性の高い境界条件の表現を可能にする点で,本研究に適していることが認められた。DNAPL粒子のより大きい最大値とDNAPLの平均サイズと同様に,開口寸法の標準偏差の増加,および/また,相関長の減少は,捕捉されたDNAPL量を増大させる結果となり,(より大きな標準偏差は,小と大の開口領域の間に明確なコントラストを示すことと,より長い相関長はこの亀裂を貫く,より好ましい流路を提供するという事実による)そしてその後に完全に溶解するためには,長い時間が必要となることをその結果は示した。溶質フラックスと残留物質の関係を理解するための,流出濃度をDNAPL飽和に結びつけた簡略汚染喪失関数は,底部境界はDNAPL移動に対して開かれておりそのためDNAPLはプールを形成して蓄積しないケースについて,溶解過程を記述するのに十分であることが認められた。この関数のパラメータは相関長の変化に対して非常に敏感ではなかったが,開口部の標準偏差に敏感であった。DNAPL粒子の平均サイズが大きいため,口径の不均一性がより大きくなる場合には,同じように捕捉されたDNAPL飽和の平均は十分に小さな溶質濃度を示す。境界条件はDNAPL捕捉及び溶解に大きな影響を与えた。閉じた底部境界では,水のバイパスによる溶解破過曲線でのテーリングの原因となるDNAPL溜まり(大きな連続粒子)につながった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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水質汚濁一般  ,  その他の汚染原因物質  ,  地下水学 

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