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J-GLOBAL ID:201202208404591727   整理番号:11A1713260

弾性表面波素子に基づく生体嗅覚受容体センサの研究

The Study of Bionic Olfactory Receptor Sensor Based on Surface Acoustic Wave Device
著者 (7件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 601-606  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2256A  ISSN: 0258-8021  CODEN: ZSYXEI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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嗅覚受容体と臭気物質の高特異的相互作用は,生体嗅覚器系におけるさまざまな臭気物質の識別および認識に重要な役割を果たす。本機構は,在来型ガスセンサの特異性の改善に新たなアプローチを提供する可能性がある。生物模擬デザインからインスピレーションを得て,高感度素子として嗅覚受容体を用い,ガスセンサの特異性の改善を試みた。新たな嗅覚バイオセンサでは二次センサとして弾性表面波素子(SAW)を用い,特異的ガス分子を検出した。C.elegansの嗅覚受容体蛋白質ODR-10をヒト乳癌細胞株MCF-7に異種発現させた。その後,ODR-10を含有するMCF-7の粗膜抽出物をSAWの感受性領域で被覆した。SAWの周波数シフトを記録し,ODR-10とさまざまな臭気分子の相互作用をモニタリングした。実験の結果,MCF-7の膜上にODR-10が発現し,ODR-10を伴うガスセンサはODR-10受容体の天然リガンドとして知られるジアセチル(2,3-ブタンジオン)に特異的に反応した。ガスセンサの特異性は嗅覚受容体蛋白質の使用により改善した。ガス感知技術を改善し,特異的嗅覚受容体・リガンドのペアをスクリーニングする新たな方法を提供し,嗅覚伝達機構に関する研究を促進すると考えられる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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生体計測・解析一般 
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