閲覧数と更新頻度によるスパムブログの傾向分析について

田代光輝; 田代光輝

文献

J-GLOBAL ID：201202208407555195 整理番号：12A0002899

閲覧数と更新頻度によるスパムブログの傾向分析について

出版者サイト複写サービスで全文入手
高度な検索・分析はJDreamⅢで {{ this.onShowJLink("http://jdream3.com/lp/jglobal/index.html?docNo=12A0002899&from=J-GLOBAL&jstjournalNo=L7837A") }}

著者 (2件)： ,
資料名：
巻： 5 号： 1 ページ： 53-62 発行年： 2010年06月05日
JST資料番号： L7837A ISSN： 1881-0101 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

ウェブログ(ブログ)は,誰でも気軽に情報発信できるツールとして普及しているが,WEBスパムの温床ともなっている。2008年3月のニフティの調査によれば,日本語のブログのうち約4割がWEBスパム(スパムブログ)である。そのため,WEBスパムの排除は,メディアとしてのインターネットの信頼性を上げるためにも重要であり,その抽出手法は様々な形で提案されている。本研究では,閲覧数を利用し,更新頻度と閲覧数の相関を調査した上で,その結果からスパムブログの効率良い抽出方法の提案を行った。更新頻度と閲覧数の相関を調査した結果,普通のブログの閲覧数と更新頻度の対数には相関があるのに対し,スパムブログの更新頻度と閲覧数には相関がないことがわかった。そして,この条件でブログを抽出すると,効率よくスパムブログを抽出できることを確認した。

, , ,
, ,

検索技術 , データ保護

引用文献 (15件)：

[1]総務省「情報通信白書平成21年度版」40~41ページ
[2]野村総研プログ調査チーム/シックス・アパート「プログ白書2007」3~7ページブログの定義(2006年12月)
[3]総務省「プログ・SNS(ソーシャルネットワーキングサイト)の現状分析および将来予測」より、プログ利用人数は782万人(2005年5月)
[4]野村総研プログ調査チーム/シックス・アパート「プログ白書2007」124ページより無料サービス利用率92.3%(2006年12月)
[5]ニフティ株式会社ニュースリリース「スパムプログのフィルタリング技術を開発」より(2008年3月)

, , ,

前のページに戻る