文献
J-GLOBAL ID:201202208408799020   整理番号:12A1162064

オクチルヒドロキサム酸のパイロクロールと方解石上への吸着および立体配置

The adsorption and configuration of octyl hydroxamic acid on pyrochlore and calcite
著者 (2件):
資料名:
巻: 411  ページ: 80-86  発行年: 2012年10月05日 
JST資料番号: A0539B  ISSN: 0927-7757  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
オクチルヒドロキサム酸(OHA)で処理したパイロクロールと方解石に関して,XPS,吸着密度,そしてToF-SIMS測定を行った。XPSの結果から,OHA処理後の方解石に関して,Caの2p電子の結合エネルギーの若干のシフト(0.19eV)が示されたが,OHAのNの1s結合エネルギーは変化せず,物理的吸着機構であることが分る。OHA処理パイロクロールに関しては,Nbの3dとCaの2pの両方の結合エネルギーはシフトし(それぞれ0.24eVと0.35eV),OHAのN 1s電子結合エネルギーピークは400.3eVから,中性R-NH-OH基とイオン化R-NH-O基を表す,400.7eVと398.5eVに分裂した。400.7eVピークと398.5eVピークの積分面積比は3,8対1であった。それ故に,おそらくOHAは,3.8対1での吸着に含まれるOHA分子の数で,物理吸着と化学吸着の両方でパイロクローム上に吸着した。パイロクロール上でのOHAの吸着等温線は2つの平坦域を示し,最初の平坦域はOHAの垂直配向単一層に該当する。第2の平坦域は最初の平坦域より4倍高かった。それ故に,吸着等温線は,垂直配向単分子層(最初の平坦域)が化学吸着層を形成し,第2の平坦域はほとんどが物理吸着OHAを含有するとしたXPSの結果と一致した。方解石上のOHAの吸着等温線は,水平配向OHAに該当するより低い平坦域を示した。パイロクロームと方解石のOHA処理混合物上でのToF-SIMS正イオン像は,OHAが優先的にパイロクロール上に吸着することを確証した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
脂肪族カルボン酸の窒素誘導体  ,  物理的手法を用いた吸着の研究 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る