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J-GLOBAL ID：201202208425166368   整理番号：12A0435850

バイオ燃料転化プロセスから発生された微小そう類残さを用いる同時吸着-還元による金の選択的回収

Selective recovery of gold by simultaneous adsorption-reduction using microalgal residues generated from biofuel conversion processes

著者 (10件)： KHUNATHAI Kanjana (Saga Univ., Saga, JPN) ,  XIONG Ying (Saga Univ., Saga, JPN) ,  BISWAS Biplob Kumar (Saga Univ., Saga, JPN) ,  ADHIKARI Birenda Babu (Saga Univ., Saga, JPN) ,  KAWAKITA Hidetaka (Saga Univ., Saga, JPN) ,  OHTO Keisuke (Saga Univ., Saga, JPN) ,  INOUE Katsutoshi (Saga Univ., Saga, JPN) ,  KATO Hisaya (DENSO Corp., Aichi, JPN) ,  KURATA Minoru (DENSO Corp., Aichi, JPN) ,  ATSUMI Kinya (DENSO Corp., Aichi, JPN)
資料名： Journal of Chemical Technology and Biotechnology  (Journal of Chemical Technology and Biotechnology)
巻： 87  号： 3  ページ： 393-401  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： C0264A  ISSN： 0268-2575  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオ燃料抽出で発生した微小そう類残さ廃棄物から吸着剤を調製し,金に対する選択性,吸着動力学および吸着等温線を含む吸着剤の特性を調べた。廃棄物を脱水剤濃硫酸で処理し,セルロース多糖類の生体高分子鎖の間の縮合と架橋を行った。この処理で金と相互作用するサイトを活性化させ金の還元を誘起した。硫酸処理有無においてAu(III),Pd(II),Pt(IV),Cu(II),Zn(II),Fe(III)およびNi(II)の吸着を回分モードで行った。HCl濃度を0.1~5molL^-1に変化させて吸着実験を行った。その結果,次のことが分かった。1)濃硫酸で活性化された微小そう類残さは酸性塩化物媒質からAu(III)を成功裏に金を回収できる,2)架橋微小そう類は広いHCl濃度においてAuを選択的に吸着し吸着Pd(III)とPt(III)の量は比較的小さい,3)Au(III)に対する架橋微小そう類の最大吸着能は元の微小そう類残さより数倍大きい。

シソーラス用語： 生物燃料 ,  *藻類 ,  *吸着 ,  還元 ,  *金 ,  回収 ,  吸着等温式 ,  硫酸 ,  縮合反応 ,  架橋【高分子】 ,  塩化水素 ,  酸化還元反応
準シソーラス用語： *微小藻類 ,  濃硫酸

分類 (1件)： 吸着,イオン交換  (XD02060I)

タイトルに関連する用語 (7件)： バイオ燃料 ,  プロセス ,  微小そう類 ,  残さ ,  吸着 ,  還元 ,  金