抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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荒川は,人口密集地域の首都圏に位置し,平日・休日を問わず多くの方が利用し,その数は年間約1500万人にも及んでいる。このような状況の中,集中豪雨や地震による津波警報等,緊急時に河川敷利用者に対して適切な避難行動を促すための防災情報を与えていくことが我々の重要な責務であると考えている。一方,荒川ではこれまでにもコミュニケータ等IT技術を使用した社会実験を実施してきたが,利用技術の維持管理費等の課題が解決できず,実用に至っていない。そこで,河川敷利用者への情報提供ツールとして多くの方が所有している携帯電話のワンセグ機能に着目し,「エリアワンセグ」という仕組みを用いた情報提供手段の有効性と利用可能性を検証する社会実験を実施した。本稿では,その結果について報告するものである。(著者抄録)