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J-GLOBAL ID：201202208458853182   整理番号：12A0410654

確率ネットワークモデルを用いたマルチパス環境CDMA通信におけるディレイロックループの解析

Probabilistic Network Modeling of Delay-Locked Loops in CDMA Communication under Multipath Fading Channels

著者 (4件)： 永田啓介 (広島市大 大学院情報科学研究科) ,  藤坂尚登 (広島市大 大学院情報科学研究科) ,  神尾武司 (広島市大 大学院情報科学研究科) ,  生岩量久 (広島市大 大学院情報科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 395(NLP2011 124-140)  ページ： 13-18  発行年： 2012年01月16日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 擬似ランダム符号間の同期をとるディレイロックループ(DLL)はスペクトル拡散通信やCDMA通信の受信部における逆拡散過程において使用される。マルコフ符号を用いたCDMA通信におけるDLLの動作は全結合確率ネットワークモデルを用いることにより従来の線形解析よりも高精度に解析できることが報告されている。本稿では,この解析法がマルチパスフェージングを伴う無線通信環境下においても有効であることを示す。通信系は非同期CDMA,通信路環境は白色通信路雑音環境かつ2パスフェージング環境,解析対象は1Δ型ノンコヒーレントDLLとした。(著者抄録)

シソーラス用語： *無線伝送 ,  *フェージング【通信】 ,  *CDMA ,  ネットワーク ,  符号 ,  精度 ,  白色雑音 ,  通信チャネル ,  同期信号装置
準シソーラス用語： *マルチパスフェージング ,  確率ネットワーク ,  Markov符号 ,  非同期制御 ,  通信路 ,  DLL

分類 (2件)： 無線通信一般  (ND08010L) ,  信号理論  (ND02020G)

引用文献 (6件)：

• ABU-RGHEFF, M. A. Introduction to CDMA Wireless Communications. 2007
• KOHDA, T. Information Sources Using Chaotic Dynamics. Proc. of IEEE. 2002, 90, 5, 641-661
• 永田啓介. 全結合確率ネットワーク表現によるディレイロックループの解析. 信学技報. 2010, NLP2010-115, 21-26
• NAGATA, K. An analysis of delay-locked loop tracking binary Markovian sequence in the presence of multiple access interference and channel noise. NOLTA, IEICE. 2011, 2, 4, 373-385
• YEOMANS, J. M. Statistical Mechanics of Phase Transitions. 1992

タイトルに関連する用語 (7件)： 確率ネットワーク ,  モデル ,  マルチパス ,  環境 ,  CDMA ,  ディレイロックループ ,  解析