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J-GLOBAL ID:201202208493689867   整理番号:12A1143874

交渉によるルーティングはどれだけ優れているか?

How Good is Bargained Routing?
著者 (2件):
資料名:
巻: 2012 Vol.3  ページ: 2453-2461  発行年: 2012年 
JST資料番号: E0920A  ISSN: 0743-166X  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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大規模ネットワークでは様々なエージェントが自分の利害に従って関わっており,その挙動を系統的に調べる枠組としてゲーム理論が用いられてきた。従来,主に非協力ゲームの枠組で利己的エージェントによるNash均衡が調べられてきたが,こうした枠組では一般的に準最適な性能が示され不十分である。この不十分さを定量化するため,無政府状態の代償(以下PoA)の概念が提案されている。本論文では,利己的エージェントを協力ゲームの枠組で扱う方が適切な場合があることを指摘し,エージェント間の交渉の付加価値を明らかにする。特に並列リンクのネットワークにおけるルーティング(負荷分散)の問題を,協力ゲームの枠組で解析する。まず,並列リンクにおけるルーティングに対して,従来からの非協力ゲーム,及びNash交渉方式を解概念とする協力ゲームを定式化する。このシステム最適化問題に対する費用関数に基づき,協力ゲームの下でのネットワークの性能指数として,Nash交渉方式における利己主義の代償(以下PoS)を定義する。そして,古典的な均一な性能目標の場合,及び不均一な性能目標の場合についてゲームの均衡の最適性を解析する。不均一な性能目標の場合については,PoAを拡張した多様性の代償(price of heterogeneity;以下PoH)を定義する。PoSとPoAの特性を明らかにし,また一般的な条件の下でPoHの上界を求める。こうした解析で得られた知見に基づき,ネットワーク設計の指針について論じる。
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分類 (3件):
分類
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計算機網  ,  電話・データ通信・交換一般  ,  ゲーム理論 
タイトルに関連する用語 (2件):
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