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J-GLOBAL ID:201202208499366130   整理番号:12A1743253

量子状態選別分子ビーム散乱により気体-液体界面のイオンを探る: 夜の状態にあるカチオンの不思議な事象

On probing ions at the gas-liquid interface by quantum state-resolved molecular beam scattering: the curious incident of the cation in the night time
著者 (2件):
資料名:
巻: 157  ページ: 297-305  発行年: 2012年 
JST資料番号: C0377A  ISSN: 1359-6640  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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気体-液体界面においてカチオンとアニオンのどちらかが優先的に存在するかどうかについては古くから議論が絶えない(古くはOnsagerと協同研究者の理論研究(1934年))。本研究では完全に新しい方法で界面の選択的プローブイオンを検出する方法を開発した。この方法は,溶媒和荷電源として溶解アルカリハライドを用い,水素結合液体表面から高エネルギーのジェット冷却分子投射物体を散乱させる方法に基づくものである。とくに,本研究ではアルカリハライド/グリセロール溶液におけるアニオン(Cl-,I-)とカチオン(Li+,Na+,K+)の関数としてのCO2分子の量子状態選別散乱の結果に注目した。CO2の様な四重極投射体は界面に対し,平行(アニオンの場合)あるいは垂直(カチオンの場合)に整列することが分かった。この結果は回転エネルギー移動がイオン荷電の符号に敏感に依存することを示唆する。実験的に衝撃散乱CO2回転分布はアニオンの種類に明確に依存するが([Cl-]より[I-]に対してより熱い),カチオン化学種に対しては本質的に敏感でないことが分かった([Li+]と[K+]は区別できない)。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
液-気界面  ,  反応性散乱 

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