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J-GLOBAL ID:201202208520769231   整理番号:12A1500029

Xenopus laevisのトランスサイレチン遺伝子のゲノム構造および発現プロフィル

The genomic structure and the expression profile of the Xenopus laevis transthyretin gene
著者 (4件):
資料名:
巻: 510  号:ページ: 126-132  発行年: 2012年12月01日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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トランスサイレチン(TTR)は両生類のオタマジャクシにおける主要なチロイドホルモン結合蛋白質であり,その血奨mRNAおよび蛋白質レベルは変態中に変化する。高等脊柱生物でのTTR遺伝子の時間的および空間的発現パターンは良く調べられているが,肝臓外組織,転写調節,およびゲノム構造は両生類ではまだ同定されていない。本研究で著者らはこれらの機構を明らかにすることを試みた。ここではXenopus laevisのTTR遺伝子の5′隣接領域を含むゲノム構造を調べ,いくつかの組織でのTTRの発現パターンを調べた。X.laevisのTTR遺伝子は四つのエキソンと三つのイントロンから成り,イントロン1のヌクレオチド配列は先に報告されている配列とは相似していない。このことはX.laevisのTTRは重複していることを示唆し,本研究でクローニングされた遺伝子は先に報告された遺伝子のその他のコピーであった。著者らはまたTTRは本来,オタマジャクシと成体の両方の肝臓で転写されたことを見出した。成体の肝臓では,TTRの転写物は雌性よりも雄性で多かった。より高等な脊柱動物ではTTRの発現はforkhead box A2(FoxA2)を含むいくつかの転写因子でコントロールされる。しかしながら,X. laevisの肝臓ではFoxA2の発現パターンはTTRに相似しなかった。著者らはまた外来FoxA2はX.laevisTTRプロモーターが駆動するルシフェラーゼ活性を増加した。これらの結果は両棲類においてTTRの発現は一部はFoxA2により調節され,そして他の一つの系が存在してTTRの発現をコントロールする可能性があることを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  遺伝子の構造と化学 
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