文献
J-GLOBAL ID:201202208522477289   整理番号:12A0724308

ベトナム北部の小売豚肉及び鶏肉から単離したSalmonella血清型の抗生物質耐性様式

Antibiotic resistance profiles of Salmonella serovars isolated from retail pork and chicken meat in North Vietnam
著者 (5件):
資料名:
巻: 156  号:ページ: 147-151  発行年: 2012年05月15日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
食肉を介した抗生物質耐性の拡大は公衆衛生上の重大問題となっている。2007~2009年に,総計586小売食肉試料(318豚肉及び268鶏肉)をベトナム北部の3地域から採集し,サルモネラ属の伝播を調べた。単離菌を血清型試験及び抗生物質感受性試験により特性化した。豚肉の約39.6%(n=126)及び鶏肉の42.9%(n=115)はサルモネラ属陽性であり,14Salmonella血清型を同定した。Anatum(15.8%)は最も一般的血清型であり,次いでInfantis(13.3%),Emek(10.4%),DerbyおよびRissen(9.5%)及びTyphimurium(9.1%)などが続いた。少なくとも1つの抗生剤への耐性を単離菌の78.4%(n=189)において検出し,高頻度の耐性をテトラサイクリン(58.5%),スルホンアミド(58.1%),ストレプトマイシン(47.3%),アンピシリン(39.8%)及びクロラムフェニコール(37.3%)などにおいて見出した。サルモネラ属単離菌はセフタジジムに感受性であった。鶏肉単離菌は豚肉のそれよりも高い薬物耐性を保持した。14血清型に属する159のサルモネラ属単離菌は多剤耐性(MDR)であり,50MDRパターンを見出した。この研究により,小売食肉試料から単離したSalmonella血清型は多剤耐性であり,この耐性は異なる血清型間に拡大することを示した。この耐性拡大はベトナム北部の畜産業における抗生剤の誤った使用または過剰使用から起きるらしい。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の汚染  ,  抗生物質の薬理一般  ,  食肉一般 

前のページに戻る