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J-GLOBAL ID:201202208614634720   整理番号:12A0378290

初期の踵接地動力学が汚染表面上歩行間のすべりの可能性の兆候を示す

Early Heelstrike Kinetics Are Indicative of Slip Potential During Walking Over a Contaminated Surface
著者 (3件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 5-13  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: C0550A  ISSN: 0018-7208  CODEN: HMECAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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すべり及び転倒傷害は社会にとって高くつく健康ハザードであり,職場でのすべり,つまずき及び転倒による傷害の約25%が毎年米国経済に100億ドルの費用と31日以上の労働損失日数をもたらしているといわれている。非常に重要な要素は,靴と表面の垂直力に対するせん断力の比,即ち摩擦係数(CoF)であると考えられている。また,歩行中に測定されるCoFは利用摩擦係数(UCoF)といわれる。踵接地の25ms後に起きるすべりの量は地面反力(GRF)と25ms時点以前のUCoFに依存するが,これまでの文献では初期の踵接地の垂直力及びせん断力に注目しなかった。本稿では,歩行中のGRFを調べ,GRFがすべりやすい表面条件で踵接地後直ちに減少するかを究明し,すべりリスクの定量化のための動力学の可能性を評価することを目的とした。11名の健康な男性が参加して石鹸で汚染された力台の上を歩行する実験を行った。実験装置には転倒予防が施されている。力台(2400Hz)を使用して三次元GRFを測定し,高速ビデオカメラと反射マーカーを使用して踵の変位を定量化した。その結果,汚染表面に対する踵接地の0.42ms後にはせん断力の有意な減少があった一方,UCoFは11.34msまで有意な減少はなかった。これらは,動態変化がこれまでの文献で調査された時点より早く発生していることを示し,安全と考えられてきた踵変位(<30mm)がせん断力及びUCoFに対して比例的に異なる閾値を示した。結論として,初期のせん断力の方がUCoFよりすべりの可能性の定量化に有望であると思われる。
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分類 (3件):
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その他の災害,防災  ,  産業衛生,産業災害  ,  安全管理 

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