文献
J-GLOBAL ID:201202208620095670   整理番号:12A0189104

カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ遺伝子型が緑茶カテキンの吸収と代謝に与える影響の予備研究

A preliminary investigation of the impact of catechol-O-methyltransferase genotype on the absorption and metabolism of green tea catechins
著者 (8件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 47-55  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: C0778B  ISSN: 1436-6207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的 緑茶はヒトの健康に多くの良い効果を持つと考えられている。しかし緑茶ポリフェノール生体内変化の程度がその治療効果に影響するかもしれない。カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)はポリフェノールメチル化に関与する酵素で,158位の遺伝子コードにおける共通多型はin vitro研究では酵素活性が40%低下することが報告されている。本予備研究ではCOMT遺伝子型が緑茶カテキンのヒトでの吸収と代謝に与える影響を検討した。方法 20人の被験者(10人ずつが同じCOMT遺伝子型)を採用し,1.1gのサンフェノン脱カフェイン緑茶エキス(836mg緑茶カテキン)を摂取後にエピガロカテキンガラート(EGCG),エピガロカテキン(EGC),エピカテキンガラート(ECG),エピカテキン(EC)及び4′-O-メチルEGCGの血漿濃度プロフィルを作成し,その60分後に食事を供した。結果 全群でEGCG,EGC,EC,ECG,4′-O-メチルEGCGはそれぞれ81.5,98.5,99.0,85.5,96.5分に最大濃度の1.09,0.41,0.33,0.16,0.08μMに達した。2ピーク曲線が非ガラート化緑茶カテキンEGCとECで見られたのに対し,ガラート化緑茶カテキンEGCGとECGでは1ピーク曲線が見られた。COMT遺伝子型群間でパラメータの有意な違いは見られなかった。結論 結論として,COMT Val(158/108)MetはEGCGの吸収と排泄に大きな影響を持たないようであった。しかしこれらの知見を実証するにはさらなる薬物動力学的研究が必要である。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
アルカロイドし好飲料  ,  動物の代謝と栄養一般  ,  遺伝子の構造と化学 
物質索引 (5件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る