文献
J-GLOBAL ID:201202208650406580   整理番号:12A1499318

大腸菌のクエン酸鉄輸送体におけるリガンド誘導構造変化は蛋白質間相互作用調節における様式を明らかにする

Ligand-Induced Structural Changes in the Escherichia coli Ferric Citrate Transporter Reveal Modes for Regulating Protein-Protein Interactions
著者 (6件):
資料名:
巻: 423  号:ページ: 818-830  発行年: 2012年11月09日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
大腸菌クエン酸鉄輸送体FecAなどの外膜TonB依存輸送体は,Ton boxと呼ばれるエネルギーカップリングセグメントによって,内膜蛋白質TonBと相互作用する。自身の転写を調節するFecAにおいて,Ton boxは内膜蛋白質FecRと相互作用するN末端伸長が先行する。ここに,FecAにおける転写情報伝達及びTon box調節の構造基礎を調べるため,部位指向スピン標識を利用した。EPRスペクトロスコピーは,N末端ドメインの領域は配座交換にあり,蛋白質結合要素としての役割りと一致することを示した。しかし,ドメインの局所折畳み及び動態は基質又はTonBにより変化を受けなかった。パルスEPR由来の距離制限を,アポ,基質結合及びTonB結合状態における延伸の位置のためのモデルを産生するため利用した。アポ状態において,このドメインはFecAのペリプラズムの表面に位置したが,それはTon boxと相互作用し,Ton boxがペリプラズムに近づくのを阻止した。基質添加は転写領域を回転させ,Ton boxに曝すことで,TonBとの相互作用を促進するTon boxにおける不規則転移に導いた。TonBの可溶性フラグメントがFecAと結合した時,転写領域は筒体の一端へと移動させられ,提案されたβ鎖交換機構と一致した。しかし,基質とTonBのどちらもN末端を更にペリプラズムへ移動させなかった。この結果は,完全なTonB系が輸送体の非折畳み部により情報伝達及び輸送の両方を仲介することを示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物の生化学  ,  蛋白質・ペプチド一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る