抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ガチョウパルボウイルス(GPV)72kDa Rep1の翻訳はORF1における非スプライスP9産生mRNAの1つ目のフレーム内AUG(537AUG)から開始する;しかしこのAUGはスプライスされたP9の産生するRNAでは回避され,スプライスされたRNAからの52kDa Rep2の翻訳はORF2の次の下流のAUG(650 AUG)から開始する。537AUGの利用は,GPVイントロンをキメラSV40イントロンに置換,あるいは最終的にスプライスされたmRNAでは現れないGPVイントロンの特異な突然変異後にスプライスされたRNAで回復した。さらに,650AUGはGPVイントロンスプライス部位が弱体化すると非スプライスRNAで使用された。翻訳開始のスプライシング依存性調節は,標的AUGの周囲のGPV RNAがシスに媒介していた。このように,GPV P9のより生じるプレ-mRNAの核RNAプロセシングは,GPV Rep蛋白質の代替的翻訳開始に複雑ではあるが有意な影響を及ぼす。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.