抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2005年に愛知県で開催されて日本万国博覧会は,自然の叡智をテーマに環境を意識したもので環境博とも呼ばれた。その成果は当初の想定入場者を大きく超えて大成功であった。愛知県が万博の誘致を決めたのは開催の16年前であった。会場候補地は名古屋市の北東から瀬戸市にかけて広がる海上の森と呼ばれる丘陵地であった。しかしこの森にはオオタカなど絶滅危惧種が生育していた。そこでオオタカ検討会が設けられ,建設・解体工事では充分な配慮がなされた。万博閉幕後も,3年にわたりオオタカの観察が継続されて営巣などが確認された。万博の成果の一翼は会場周辺に生息したオオタカたちであった。