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J-GLOBAL ID：201202208745100950   整理番号：12A1007320

カサゴ人工種苗の鼻孔隔皮欠損出現状況

著者 (1件)： 江口勝久 (佐賀県玄海水産振興セ)
資料名： 佐賀県玄海水産振興センター研究報告  (Bulletin of Saga Prefectural Genkai Fisheries Research and Development Center)
号： 5  ページ： 39-41  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： L6826A  ISSN： 1342-9205  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 種苗生産されたカサゴにみられる鼻孔隔皮欠損の標識としての有効性を検討するため,佐賀県玄海水産振興センターで生産されたカサゴの鼻孔隔皮欠損状況を調べた。鼻孔隔皮の片側欠損割合,両側欠損割合は,2009年生産群は20.0%,8.0%,2010年A生産群は23.0%,8.0%,2010年B生産群は26.0%,12.0%であった。3群の片側もしくは両側の鼻孔隔皮欠損割合の平均値は32.3%で,宮崎県の10.0%より高く,山口県の70.5%より低い値であった。鼻孔隔皮欠損の出現割合は低いが,生産年や生産回次に関わらずほぼ同じ値を示すため,比較的定着性が高い本種の県内海域における標識としての有効性は十分あると考られた。

シソーラス用語： *カサゴ科 ,  *奇形 ,  比率 ,  *標識 ,  佐賀県 ,  有効性
準シソーラス用語： *カサゴ ,  種苗生産 ,  出現率 ,  *人工種苗 ,  *鼻孔隔皮欠損

分類 (2件)： 魚類  (FH02020K) ,  増養殖の技術  (FH04020Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： カサゴ ,  人工種苗 ,  鼻孔 ,  欠損 ,  状況