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J-GLOBAL ID:201202208753217247   整理番号:12A1262014

イトミミズ科Monopylephorus limosusの生存と蛋白質発現に対する二つの臭素系難燃剤BDE-47およびBDE-183の毒性作用

Toxic effects of two brominated flame retardants BDE-47 and BDE-183 on the survival and protein expression of the tubificid Monopylephorus limosus
著者 (6件):
資料名:
巻: 84  ページ: 46-53  発行年: 2012年10月01日 
JST資料番号: A0825B  ISSN: 0147-6513  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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底生貧毛類イトミミズ科,Monopylephorus limosusに対する二つの臭化ジフェニルエーテル(BDE),BDE-47,およびBDE-183,の毒性作用を実験室条件下で研究した。調査した反応は,担体溶媒としてイソオクタンを用い,乾燥土壌重量ベースでBDE濃度1,10,100,および700ng/gの場合における生存,成長,および蛋白質発現プロフィールを含む。処理の間の体重損失は8週間の暴露後では重要でない。BDE-47および-183の8週間LC50は各々2311および169ng/gである。多変量解析法の適用により,蛋白質発現パターンを比較し,長期培養,担体溶媒,BDE-47および-183のストレスの多い源と相互に関連付けられた。8週間100ng/gBDE-47処理は,40の試験蛋白質スポットに基づくと,10ng/gBDE-183処理に最も近く群がる。これは,BDE-183がBDE-47よりもM.limosusに対してより影響があることを示している。2週間および8週間の対照は異なったグループに群がったが,これは長期実験室培養が原因で生理学的変化が発生したことを示している。加えて,溶媒作用はイソオクタン担体を様々な集団にグループ分けすることにより示された。主成分分析による更なる特性評価によって,分離が主に第二主成分によって寄与されていることが判明した。また,主抑制変動は8週間グループでスポット2(UMP-CMP キナーゼ)と40(プラズマレチノール結合蛋白質前駆体)であった。それどころか,蛋白質スポット16(細胞分裂制御蛋白質2同族体)および24(ミトコンドリアDNAミスマッチ修復蛋白質)は同時に変化を示した。全体で,観測されたプロテオミクス反応は,BDEsがM.limosusにおける代謝機能を撹乱させ,また多変量解析ツールは生化学レベルでの様々なストレス源の評価に対して大きな潜在的可能性を提示することを示唆している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の汚染原因物質  ,  動物に対する影響  ,  外来物質の代謝と生体内変換 
物質索引 (1件):
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