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J-GLOBAL ID:201202208778278208   整理番号:12A0025839

過去2世紀にわたるPo川河川プルームの栄養状態の自然変化からの人為由来変化の分離に渦鞭毛藻シストの利用

The use of dinoflagellate cysts to separate human-induced from natural variability in the trophic state of the Po River discharge plume over the last two centuries
著者 (9件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 114-132  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: E0557A  ISSN: 0025-326X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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過去2世紀にわたるPo川河川プルーム先端部の自然及び/あるいは人為由来の栄養状態の変化への洞察を得るため,高い時間分解能をもつ渦鞭毛虫シスト記録を3箇所で明らかにした。シストの生成速度は河川の放流の自然の変動性を反映すると考えられ,一方,シストの会合(cyst association)は上流の栄養状態を反映し,転じて,農業開発に関連づけられる。早くも1890と1920年にみられたLingulodinium machaerophoorumとStelladinium stellatumの増加はイタリアにおける産業革命の始まりと最初の化学物質生産と欧州全域にわたるアンモニア拡散の時期と対応している。1955年以後,これらの種の増大並びにPolykrikos schwartzii,Brigantedinium及びPentapharsodinium daleiの豊度の増加は農業に起因する過栄養状態への変化に対応する。1987年以降,わずかな水質改善がみられた。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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海洋汚濁 
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