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J-GLOBAL ID:201202208832202298   整理番号:12A1510310

転写因子Ergの造血系での過剰発現はリンパ球性ならびに赤血球性巨核球性白血病を誘導する

Hematopoietic overexpression of the transcription factor Erg induces lymphoid and erythro-megakaryocytic leukemia
著者 (13件):
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巻: 109  号: 38  ページ: 15437-15442  発行年: 2012年09月18日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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E-twenty-six(ETS)関連遺伝子によりコードされる転写因子であるERGは,造血幹細胞の機能の必須な制御因子であり,かつ強力なヒトでの癌蛋白質である。マウス造血幹細胞にERGを強制発現させると,リンパ性白血病や非リンパ性疾患などが引き起こされるが,その原因を明らかにするため,移植造血親細胞にErgを強制的に発現させマウス骨髄キメラを作成した。マウスはリンパ性白血病を発症したが,既報のような非リンパ性疾患は,均一,かつ移植可能な白血病であり,赤血球性や巨核球性の特徴をもつものであった。in vitroで刺激した場合,白血球細胞クローンは赤血球および巨核球分化が起こっていたことから,形質転換は二能性親細胞で生じたことが示唆された。マウスにおいては,Ergの過剰発現はリンパ球性白血病の発現をもたらすのみならず,赤血球性巨核球性白血病を誘導することが分かった。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  造血系  ,  血液の腫よう  ,  基礎腫よう学一般 

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