文献
J-GLOBAL ID:201202208853287153   整理番号:12A0625375

柔軟性と半柔軟性鎖による高分子電解質多層の生成

Formation of Polyelectrolyte Multilayers by Flexible and Semiflexible Chains
著者 (5件):
資料名:
巻: 116  号: 10  ページ: 3106-3114  発行年: 2012年03月15日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
柔軟性と半柔軟性鎖による高分子電解質多層膜を調製し,散逸機能つきの石英結晶微量天秤(QCM-D),ζ電位分析計(ZPA)及び原子間力顕微鏡によって特性化した。柔軟性高分子電解質にはポリ4-スチレンスルホン酸ナトリウム(PSS)とポリジアリルジメチルアンモニウムクロリド(PDDA),半柔軟性高分子電解質には硫酸化キトサン(SC)及び陽イオンガーゴム(CGG)を用い,NaCl濃度(C<sub>NaCl</sub>)の関数としてPSS/PDDA,PSS/CGG,SC/PDDA及びSC/CGG多層膜の成長を調べた。同じ層数につて,PSS/PDDA多層に対する周波数変化(-Δf)と散逸(ΔD)はC<sub>NaCl</sub>と共に増加し,一方,SC/CGG多層に対する-ΔfとΔDはC<sub>NaCl</sub><0.1Mで増加し,C<sub>NaCl</sub>が増加するとC<sub>NaCl</sub>>0.1Mで減少した。PSS/CGGとSC/PDDA多層の事例では,同じ層数について,-ΔfとΔDはC<sub>NaCl</sub><0.5Mの範囲で<sub>NaCl</sub>と共に増加し,SC/PDDA多層の事例では,C<sub>NaCl</sub>を増すと共にそれらは増加するが,PSS/CGG多層では,C<sub>NaCl</sub>>0.5Mで若干変化した。QCM-D研究は同一荷電基間の静電斥力の弱体化と隣接層間の静電引力の減少間の微妙な収支が塩濃度の関数として多層成長を決定することを指示した。ZPAとAFM測定は鎖の立体配座が表面電荷の過剰補償の程度と多層の形態制御することを示した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体の構造と形態学 
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る