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J-GLOBAL ID:201202208865138935   整理番号:12A1211402

腫瘍細胞中のホスホペプチドを検出するための高機能グラフェン-酸化チタンプラットフォーム

High-Performance Graphene-Titania Platform for Detection of Phosphopeptides in Cancer Cells
著者 (11件):
資料名:
巻: 84  号: 15  ページ: 6693-6700  発行年: 2012年08月07日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質のリン酸化は情報伝達,成長,分化,代謝など細胞制御過程において中心的な役割を示す。そしてこの制御過程ではプロテインキナーゼとホスファターゼが翻訳後リン酸化を制御するが,この制御過程の発散が腫瘍ストローク,炎症,ウイルス感染のような疾病を発症させる場合があるため,リン蛋白質またはホスホペプチドの同定による蛋白質リン酸化の解析は疾病の理解に欠かせない。本研究ではペプチド混合物からホスホペプチドを選択的に抽出するための溶液分散グラフェン-酸化チタンプラットフォームの適用と,それに後続する表面増強レーザ脱離/イオン化飛行時間型質量分析による直接分析法を提案した。表面増強レーザ脱離/イオン化飛行時間型質量分析におけるレーザ照射過程でのグラフェンと酸化チタン間の電荷とエネルギーの交換が被検質のソフトイオン化を促進させてアトモルレベルの検出限界を可能にしたが,これは従来のプラットフォームに比べて102~105も高感度であった。高い特異性を示すHeLa細胞中のホスホペプチド検出にこのグラフェン-酸化チタンプラットフォームを適用したところ,抽出マトリックスを負荷した場合でもホスホペプチド967種を検出することができた。かくして癌細胞のホスホプロテオミクスプロファイリングにおけるグラフェン-酸化チタンプラットフォームの有用性を明らかにすることができた。
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分類 (3件):
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抽出  ,  質量分析  ,  ペプチド 
タイトルに関連する用語 (5件):
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