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J-GLOBAL ID:201202208885438781   整理番号:11A1713799

Mg-Gd-Zn-Zr合金のLPSO構造と時効析出相

LPSO STRUCTURE AND AGING PHASES IN Mg-Gd-Zn-Zr ALLOY
著者 (6件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 1041-1046  発行年: 2010年 
JST資料番号: B0626A  ISSN: 0412-1961  CODEN: CHSPA4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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現在,Mg-RE-Zn(RE=Y,Dy,Ho,Er,Gd,Tb,Tm)合金の長周期積層秩序(LPSO)構造が注目されている。幾つかの論文では,Mg-Gd-Zn合金はタイプII,即ち,鋳放し合金にLPSO構造が全くないタイプに分類されている。しかし,LPSO構造は熱処理で現れる。本研究では,Mg-Gd-Zn(Zr)合金でのLPSO構造形成を更に深く研究するために溶融冶金法(I/M)でMg_96.32Gd_2.50Zn_1.002r_0.18合金を製造した。OM,SEM及びTEM観察結果に基づくと,Mg-Gd-Zn-Zr合金の鋳放し微細構造は,αマグネシウム固溶体,αマグネシウム結晶粒内のラメラ14H型LPSO構造,及び,結晶粒界の樹枝状共晶構造から成り,その中では,共晶相はβ相((Mg,2n)3Gd))であり,それから,Mg-Gd-Zn(Zr)合金はタイプI,即ち,鋳放し合金にLPSO構造が有るタイプの結果と考えるべきである。500°Cで35時間の溶体化処理期間中に,fcc構造を有する樹枝状β相→14H構造を有するラメラX相の固相変態が結晶粒界であった。後続の200°Cで128時間のピーク時効処理期間中に,楕円体状β_1相と菱形状β_1相がαマグネシウム結晶粒内に析出した。室温での引張試験とビッカース硬度試験結果から,溶体化処理と時効処理をした合金が,より優れた機械的性質,即ち,ab=290.7MPa,as=162.5MPa,δ=10.35%および108.0HVをもつことがわかった。機械的性質の向上を,14H型LPSO構造の強度靱性複合強化効果と,p’及びPi時効析出相の寄与と考えた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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金属工学一般 
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