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J-GLOBAL ID：201202208897061454   整理番号：12A1572203

多孔質グラフェンにおける磁気秩序

Magnetic Ordering in Porous Graphenes

著者 (1件)： HATANAKA Masashi (Tokyo Denki Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 116  号： 37  ページ： 20109-20120  発行年： 2012年09月20日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： HOPGに様な幾つかの黒鉛材料中で観測される二次元炭素に基づく磁性または有機強磁性体に対する有望候補を探索する脈絡で,結晶軌道法によって多孔質グラフェンにおける磁気秩序を解析した。三角形と平行四辺形細孔グラフェン中の境界バンドは幅広いバンド幅を有し,六角形細孔グラフェン中HOCO(最高被占結晶軌道)とLUCO(最低空結晶軌道)はHueckel近似で完全に平坦であった。生じたハニカム系におけるフラットバンドは互いに素/非互に素複合型であり,電子相関を含む量子化学計算によってカチオンとアニオン状態の強磁性相互作用を予測した。スピンドープ材料として窒素とホウ素原子を有する可能性等電子系も調べた。Wannier解析によってスピン配列の起源と磁性に及ぼす細孔サイズ効果を明らかにした。

シソーラス用語： *炭素材 ,  多孔性 ,  *磁気秩序 ,  結晶軌道法 ,  三角形 ,  四角形 ,  六角形 ,  帯域幅 ,  数学的性質 ,  電子相関 ,  等電子系列 ,  ドーピング ,  スピン系 ,  スピン整列 ,  磁性 ,  サイズ効果 ,  Wannier関数 ,  強磁性体 ,  二次元 ,  キャリア移動度 ,  モデル化合物 ,  分子構造 ,  状態密度 ,  Brillouin帯 ,  波動関数 ,  バンド構造 ,  HOMO ,  LUMO ,  多量体 ,  HMO法 ,  ハニカム構造 ,  高配向性熱分解グラファイト ,  *グラフェン
準シソーラス用語： Hueckel分子軌道法 ,  HOPG ,  スピン配列 ,  バンド幅 ,  強磁性相互作用 ,  互いに素 ,  多孔質 ,  平行四辺形 ,  有機強磁性体 ,  量子化学計算

分類 (2件)： 非金属化合物  (CD01070R) ,  その他の無機化合物の磁性  (BM06060P)

タイトルに関連する用語 (3件)： 多孔質 ,  グラフェン ,  磁気秩序