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J-GLOBAL ID：201202208901380187   整理番号：12A1564790

タクチシチーに富むポリビニルアルコール物理架橋型ゲルの構造と特性

著者 (3件)： 岡部勝 (神奈川工科大 先端工学研究セ 研) ,  清水秀信 (神奈川工科大 先端工学研究セ 研) ,  和田理征 (神奈川工科大 基礎・教養教セ)
資料名： 神奈川工科大学先端工学研究センター研究所研究報告  (神奈川工科大学先端工学研究センター研究報告)
巻： 16  ページ： 106-112  発行年： 2012年 
JST資料番号： L3303A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： タクチシチーの富み,高分子量(N≧2×10⁴)のポリビニルアルコール(PVA)の合成を試みて,PVAのDMSO/水系の混合溶媒中で調製したそれらの物理架橋型高分子ゲルの架橋長(ξ)とYoung率(E)に及ぼす影響を検討した。タクチシチーの異なるPVAの調製は酢酸ビニルおよびピバリン酸ビニルとのAIBNを重合開始剤とするUVバルク重合で調製したそれぞれの重合体をケン化することによって行った。それらのタクティシティ(S-ダイアッド)を¹H NMRの測定で算出した。また,架橋サイズはゲル融点を測定する事で評価した。その結果,S-ダイアッドが大きいPVAのゲル融点は高かった。また,重合度(N)は増大すると架橋サイズおよびYoung率共に大きくなった。

シソーラス用語： *ポリビニルアルコール ,  *立体規則性 ,  *架橋【高分子】 ,  *ゲル ,  ラジカル重合 ,  紫外線照射 ,  塊状重合 ,  加水分解 ,  *架橋度 ,  *Young率 ,  重合度 ,  *依存性 ,  アゾ化合物 ,  脂肪族ニトリル ,  脂肪酸 ,  脂肪族アルコール ,  エノールエステル ,  ビニル化合物 ,  不飽和アルコール
準シソーラス用語： 鹸化 ,  *高分子ゲル ,  *物理架橋 ,  *分子量依存性

分類 (4件)： 単独重合  (CG04020S) ,  高分子と低分子との反応  (CG03020L) ,  高分子溶液の物理的性質  (CG02013S) ,  高分子固体の力学的性質  (CG02023D)

物質索引 (3件)： AIBN ,  ピバリン酸ビニル ,  酢酸ビニル

タイトルに関連する用語 (4件)： タクチシチー ,  ポリビニルアルコール ,  物理架橋 ,  ゲル