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J-GLOBAL ID：201202208917454440   整理番号：12A0777046

環境装置 1)高効率無触媒脱硝装置

著者 (2件)： 古林通孝 (日立造船 技研) ,  臼谷彰浩 (日立造船)
資料名： 産業機械  (Industrial Machinery)
号： 740  ページ： 25-28  発行年： 2012年05月21日 
JST資料番号： F0987A  ISSN： 0558-4809  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アンモニアや尿素等の還元剤をごみ焼却発電施設の炉に吹き込み,触媒を使用せずに脱硝し窒素酸化物低減と,より多くの蒸気を発電に利用する高効率無触媒脱硝装置(高効率SNCR)の技術概要を紹介した。無触媒脱硝技術は,触媒を使用せずに,アンモニアや尿素等の還元剤を再燃焼室上部の800~900°Cの高温ガス中に直接噴霧して,窒素酸化物を無害な窒素と水に還元する技術である。高効率SNCRは次の技術を組み合わせることで高性能を実現した。1)最適な温度域へのNH₃供給,2)NH₃供給量の最適化,3)NH₃と排気ガスの分散混合の最適化である。高効率SNCRは触媒脱硝装置を代替できる65%にまで大幅な性能向上を図った。そして,ごみ焼却発電施設の発電効率向上に寄与することで,再生可能エネルギ,安定電源,温暖化対策という社会のニーズに応える製品となった。

シソーラス用語： *装置 ,  酸化窒素 ,  脱硝 ,  排ガス ,  *化学反応 ,  効率 ,  発電所 ,  ごみ発電
準シソーラス用語： *脱硝装置 ,  *無触媒反応 ,  高効率

分類 (1件)： 排ガス処理技術一般  (SC04010L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 環境 ,  高効率 ,  無触媒脱硝