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J-GLOBAL ID:201202208931925145   整理番号:12A0877018

溶液燃焼合成法により生成したYAG(イットリウムアルミニウムガーネット):Lnを用いる新しい熱ルミネセンス材料のモデルガイド開発法の試験

Testing a model-guided approach to the development of new thermoluminescent materials using YAG:Ln produced by solution combustion synthesis
著者 (4件):
資料名:
巻: 132  号:ページ: 2495-2504  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: D0731A  ISSN: 0022-2313  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究目的は,モデル材料としてイットリウムアルミニウムガーネット(YAG,Y3Al5O12)を用いる新しい熱ルミネセンス(TL)材料開発に向け,効率的な材料合成法と組合せたモデルガイド法の試験である。X線回折(XRD),TL,放射線ルミネセンス(RL)を利用し,未添加/ランタニド添加YAGを体系的に調べ,TL過程におけるランタニドの役割,つまり,これらが捕獲中心として,または再結合中心として振舞うかを理解した。また,多数のドーパント含有サンプルを調製し,多数のTLピークを持つ材料作製の可能性を試験した。TL分析の初期増加法を用い,TLピークと関連する活性化エネルギーを推定した。ランタニドエネルギー準位図を使い予測したランタニド不純物の役割を,TL曲線,TL発光スペクトル,活性化エネルギー分析で証明したように概ね確認した。しかし,得られたデータでは,TL過程でのランタニドドーパントの厳密な役割は捕獲電荷の熱安定性に依存する,つまり同じランタニドが一つの系では捕獲中心として,別の系では再結合中心として振舞うことを示唆した。これらの結果では,ランタニド添加によるSCS(溶液燃焼合成法)で生成したYAGの適当なTLピークや再結合中心の導入可能性を示したが,ランタニドドーパントの役割はランタニドエネルギー準位のモデルと一致した。これは,少なくとも本モデルが使える条件下において,特定濃度範囲のピークや多数のTLピークを持つ新しいTL材料のより多くのガイド開発法を可能にする。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
塩基,金属酸化物  ,  無機化合物のルミネセンス 

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