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J-GLOBAL ID：201202208944927384   整理番号：12A0551302

低Reynolds数におけるNACA2415翼形の空気力学についての実験研究

An experimental study on aerodynamics of NACA2415 aerofoil at low Re numbers

著者 (4件)： GENC M. Serdar (Wind Engineering and Aerodynamics Res. Lab., Dep. of Energy Systems Engineering, Erciyes Univ., 38039 Kayseri, TUR) ,  KARASU Ilyas (Wind Engineering and Aerodynamics Res. Lab., Dep. of Energy Systems Engineering, Erciyes Univ., 38039 Kayseri, TUR) ,  KARASU Ilyas (Iskenderun Civil Aviation School, Mustafa Kemal Univ., 31200 Iskenderun, Hatay, TUR) ,  HAKAN ACIKEL H. (Wind Engineering and Aerodynamics Res. Lab., Dep. of Energy Systems Engineering, Erciyes Univ., 38039 Kayseri, TUR)
資料名： Experimental Thermal and Fluid Science  (Experimental Thermal and Fluid Science)
巻： 39  ページ： 252-264  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： T0618A  ISSN： 0894-1777  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,低Reynolds数飛行領域(0.5×10⁵~3×10⁵)において,迎え角を-12度~20度に変えることによる,NACA2415翼形の空気力学についての詳細な実験研究である。この研究のために,翼形上の圧力分布をPitot-静圧管,スキャニバルブユニット及び圧力変換器を含むシステムを用いて測定した。さらに,外部三成分ロードセルシステムを用いることにより,翼形の時間依存性揚及び抗力及び,ピッチモーメントを取得した。翼形上の異なる点における速度測定を熱線風速計を用いることによって行い,表面流れ分布を写真撮影するために油膜流れ可視化法を用いた。実験結果は,迎え角が増加すると,すべてのReynolds数において,剥離及び遷移点が前縁の方へ動くことを示した。さらにReynolds数が増加すると,失速特性が変化し,高Reynolds数においてはゆるやかな失速が起きるが,低Reynolds数においては急激な失速が起きた。失速角は粘性効果のためにRe数によって変化し,Re数の低下により減少した。Re数の低減により,高迎え角において短い渦がバーストし,これは長い渦の発生の原因となった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： Reynolds数 ,  翼 ,  翼形 ,  空気力学 ,  研究 ,  風洞試験 ,  *油膜法 ,  熱線風速計 ,  *境界層遷移 ,  渦 ,  圧力分布 ,  *空力特性 ,  迎え角 ,  流力係数 ,  二次元翼 ,  ロードセル ,  圧力変換器 ,  境界層剥離 ,  層流 ,  失速 ,  渦崩壊
準シソーラス用語： *NACA翼形 ,  ピッチングモーメント係数 ,  実験研究 ,  *低Reynolds数 ,  *剥離渦

分類 (1件)： 航空機の空気力学  (QK02010T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 低Reynolds数 ,  翼形 ,  空気力学 ,  実験 ,  研究