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J-GLOBAL ID：201202208966340727   整理番号：12A1029441

LTE-Advanced-LTEのさらなる進化形-無線伝送実験

著者 (6件)： 川村輝雄 (NTTドコモ) ,  岸山祥久 (NTTドコモ) ,  柿島佑一 (NTTドコモ) ,  安川真平 (NTTドコモ) ,  齊藤敬佑 (NTTドコモ) ,  田岡秀和 (ドコモ欧州研)
資料名： NTT DOCOMOテクニカル・ジャーナル  (NTT DoCoMoテクニカル・ジャーナル)
巻： 20  号： 2  ページ： 24-36  発行年： 2012年07月01日 
JST資料番号： L4417A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ドコモは2010年12月より「Xi」(クロッシィ)サービスを開始した。これは,LTE規格に準拠し,以前のFOMAよりも高速・大容量・低遅延の移動通信を実現する。しかし,なおもトラヒックの急速な増大が予想されるので,LTE-Advancedの標準化を進めている。このLTEは,最大100MHz程度までのキャリアアグリゲーション,上り・下りリンクにおけるMIMO伝送の採用等を含んでいる。筆者等はこれらの機能を備えたLTE-Advancedの無線伝送実験装置を試作した。この実験装置を用いて屋外伝送実験(120~350mの見通し内,および350~470mの見通し外実験)を行い,遅延プロファイル,受信SINR,スループット等を測定した。また,屋内実験を行い,1km/h移動の場合,フェージングシミュレータを用いた場合のダウンリンクにおけるスループット測定を行った。これらの実験により,LTE-Advanced技術を検証できた。

シソーラス用語： *規格 ,  システム ,  通信信号 ,  通信方式 ,  実験装置 ,  実験 ,  屋内試験 ,  伝送特性 ,  通信サービス ,  *移動通信
準シソーラス用語： *LTE-Advanced ,  MIMO伝送 ,  トラヒック【通信】 ,  屋外実験 ,  屋内実験 ,  通信実験 ,  無線伝送システム

分類 (1件)： 移動通信  (ND08030H)

引用文献 (20件)：

• [1] 3GPP TS36.300 V8.12.0 : "Evolved Uni- versal Terrestrial Radio Access (E- UTRA) and Evolved Universal Terrestri- al Radio Access Network (E-UTRAN); Overall description; Stage 2," Apr. 2010.
• [2]大久保,ほか:"高速・大容量・低遅延を実現するLTEの無線方式概要,"本 誌,Vol.19, No.1, pp.11-19, Apr. 2011.
• [3]中村,ほか:"LTE-Advancedの概要および標準化動向,"本誌,Vol.18,No.2,pp.6-11,Jul.2010.
• [4]永田聡,西川大祐,阿部哲士,岸山祥久,中村武宏:"LTE/LTE-Advancedのシステム性能評価,"信学技報,Vol.110.No.19,RCS2010--5,pp.2530.Apr.2010.
• [5] M. Iwamura, K. Etemad, M. Fong, R. Nory and R Love : "Carrier Aggrega- tion Framework in 3GPP LTE- Advanced," IEEE Trans. Commun. Mag., Vol.48, No.8, pp.60-67, Aug. 2010.

タイトルに関連する用語 (5件)： LTE-Advanced ,  LTE ,  進化 ,  無線伝送 ,  実験