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J-GLOBAL ID:201202209046509300   整理番号:12A0413655

ヨーロッパにおける大気中のベンゾ[a]ピレン濃度に及ぼす1980~2020の間の排出低減の影響

Impact of Emission Reductions between 1980 and 2020 on Atmospheric Benzo[a]pyrene Concentrations over Europe
著者 (6件):
資料名:
巻: 223  号:ページ: 1393-1414  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: C0720A  ISSN: 0049-6979  CODEN: WAPLAC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ベンゾ[a]ピレン(BaP)の毒性と発癌性は証明されている。2010年以降,ヨーロッパ連合は大気中のBaP含有量に関する目標値を正式に定めた。本研究では,BaP関連の反応を含む化学輸送モデルであるコミュニティマルチスケール大気質(CMAQ)の修正バージョンを用いてヨーロッパにおけるBaP濃度をモデル化した。入力データとして1980,2000及び2020年の異なる排出量データセットを利用し,CMAQを稼働させた。本研究では,1980~2020年のBaP濃度の変化を評価し,ヨーロッパ年間目標値である1ng/m3を超える地域,即ちPo峡谷,パリ大都市圏,ライン-ルール地域,ウィーン,マドリッド,及びモスクワを識別した。さらに,BaPの大気中濃度に及ぼす排出低減の影響を調査した。1980~2000年の間,BaP排出量低減の半分が工業汚染源からの低い排出量に起因していた。しかし,これらの排出量低減は,地表レベルのBaP濃度低減全体の1/3に貢献するに過ぎなかった。更なる所見は,2000~2002年の間におけるBaP濃度低減の多くの部分(40%)がBaP排出量に起因するのではなく,オゾン生成に影響を与える基準汚染物質の排出量変化に起因するということである。Copyright 2011 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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気圏環境汚染  ,  その他の汚染原因物質 
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