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J-GLOBAL ID：201202209335706017   整理番号：12A0536316

籾殻使用成形材の自動車部品への適用結果に関する考察

Study of Application Result Using Rice Husks Molding to Component of a Vehicle

著者 (5件)： 田岡義文 (ダイハツ工業) ,  徳満勝久 (滋賀県大 工) ,  平田穣 (角一化成) ,  渋谷光夫 (日本合成化学工業) ,  三宅肇 (滋賀県庁)
資料名： 日本機械学会論文集 A編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series A (Web))
巻： 78  号： 786  ページ： 232-240 (WEB ONLY)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0182A  ISSN： 1884-8338  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自動車において石油資源依存構造からの脱却は,燃料などのエネルギー分野のみならず,自動車を形成する部品全体に係わる課題である。本研究では未粉砕籾殻にポリビニルアルコールをコーティングし,水を加えて反応させ,成形品を生み出す工業的手法を確立した。得られた成形品は,生分解性を示す環境に優しい材料となったが,本工法にて自動車の吸音材や衝突エネルギー吸収材を成形し評価した結果,従来の樹脂発泡成形品に対し,同等以上の性能が得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： 籾殻 ,  穀類副産物 ,  *複合材料 ,  *ポリビニルアルコール ,  緩衝器 ,  吸音材料 ,  成形 ,  *エネルギー吸収 ,  生分解性高分子 ,  *自動車用材料
準シソーラス用語： *自動車材料 ,  衝撃吸収装置

分類 (2件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  自動車材料  (YH06050M)

引用文献 (12件)：

• (1) 平成22年農林水産省統計表,pp.8-9.
• (2) 藤原直樹,“ポリビニルアルコール樹脂”,プラスチックス,Vol.57,No.2,(2006),pp.64-69.
• (3) 小野宗三郎,長谷川繁夫,八木三郎,物理化学概説, (1973),pp.50-51,共立出版株式会社.
• (4) 菊地憲次,籾殻粉砕技術を利用した環境適応型「籾殻/PVA複合材料」の開発,(2005),pp.1-133,平成17年度滋賀県提案公募型産学官新技術開発事業研究成果報告書.
• (5) 田岡義文,平田穣,徳満勝久,特開2010-36363,公開特許公報,日本国特許庁.

タイトルに関連する用語 (3件)： 籾殻 ,  成形材 ,  自動車部品