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J-GLOBAL ID:201202209377743958   整理番号:12A1305041

フルオロヒドリンの非フッ素化アルコールと比較して予想外に著しく低い水素結合供与能

An Unexpected and Significantly Lower Hydrogen-Bond-Donating Capacity of Fluorohydrins Compared to Nonfluorinated Alcohols
著者 (6件):
資料名:
巻: 51  号: 25  ページ: 6176-6180  発行年: 2012年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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八種類のフルオロヒドリン(tBu-C6H9F(OH),tBu-C6H8F2(OH))及び対応する非フッ素化アルコール(cis-及びtrans-4-tertブチルシクロヘキサノール)の水素結合酸性(Hydrogen-Bond Acidity)を決定した。ここで,水素結合酸性は,CCl4溶液中におけるN-メチルピロリジノンとの水素結合相互作用に伴うO-H伸縮振動の吸収強度変化を指標としてFTIRにより測定した。フルオロヒドリンの水素結合酸性は置換フッ素原子数が同一でも化合物によって大きく異なり,非フッ素化アルコールより低い値を示すものも多く見出された。また,この結果には分子の立体配置も関係することが示唆された。このことは,F置換基による誘起効果のみが水素結合酸性を支配しているとは一概に言えないことを示す。DFT計算もこの結果を支持した。すなわち,立体配置に依存して生じる分子内F・・・HO相互作用が水素結合酸性を抑制する方向に働くことが示された。
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分類 (2件):
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シクロヘキサン系  ,  酸塩基平衡 
タイトルに関連する用語 (5件):
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