文献

J-GLOBAL ID：201202209386551280   整理番号：12A0496064

間仕切壁下に補強脚を用いない床先行乾式二重床工法における床衝撃音及び生活行為音に関する現場検証

著者 (2件)： 會田祐 (長谷工コーポレーション) ,  鈴木哲矢 (長谷工コーポレーション)
資料名： 長谷工技報  (Haseko Technical Research Report)
号： 28  ページ： 49-57  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： Y0730A  ISSN： 0916-1783  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 集合住宅の乾式二重床工法において,壁先行工法に対し,施工上の優位性などの理由から床先行工法の採用が増える傾向にある。本論では,間仕切壁下に補強脚を用いない床先行乾式二重床工法を採用した集合住宅において,床衝撃音及び生活行為音の現揚検証を実施した結果を報告する。床衝撃音の検証では,スラブ素面条件と二重床条件において床衝撃音遮断性能を測定し,乾式二重床の性能及びスラブ素面に対する床衝撃音レベルの低減量を確認した。また,音源室の斜め下を受音室とした測定を実施し,床先行乾式二重床工法における床衝撃音の伝搬性状を確認した。生活行為音の検証では,歩行,建具開閉,収納開閉,調理行為を実施した際の,下階での発生音を測定した。また,本検証における建具開閉音の測定結果を,内装壁がスラブ上に施工された条件での測定結果と比較した結果,間仕切壁下に補強脚を用いない床先行乾式二重床工法により,下階への固体伝搬音が低減される傾向を確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *床 ,  フローリング ,  防音 ,  建設工法 ,  *床衝撃音 ,  日常生活動作 ,  *現場試験 ,  集合住宅 ,  間仕切壁 ,  *騒音レベル ,  コンクリートスラブ ,  板厚 ,  周波数依存性 ,  平面計画 ,  歩行 ,  落下試験 ,  建具 ,  音響
準シソーラス用語： *乾式二重床 ,  固体伝搬音 ,  *重量床衝撃音

分類 (1件)： 建築物の防音,遮音  (RB01034Y)

引用文献 (2件)：

• 1)室田ほか:間仕切壁下に補強脚を用いない床先行工法乾式二重床の床衝撃音低減性能:その1~その3,日本建築学会大会学術講演梗概集,2009
• 2)室田ほか:間仕切壁下に補強脚を用いない乾式二重床床先行工法の現場測定事例:その1~その3,日本建築学会大会学術講演梗概集,2008

タイトルに関連する用語 (11件)： 間仕切壁 ,  補強 ,  脚 ,  床 ,  乾式二重床 ,  工法 ,  床衝撃音 ,  生活 ,  行為 ,  現場 ,  検証