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J-GLOBAL ID:201202209389248022   整理番号:12A0813895

コウモリのヨーロッパGeomyces destructans感染は白い鼻症候群の起源における新規病原菌仮説を支持している

Inoculation of bats with European Geomyces destructans supports the novel pathogen hypothesis for the origin of white-nose syndrome
著者 (10件):
資料名:
巻: 109  号: 18  ページ: 6999-7003  発行年: 2012年05月01日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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北米(NA)のコウモリに認められる白い鼻症候群(WNS)の病因を感染実験によって検討した。WNSに関与すると考えられる標題かびG.destructans(GD)はヨーロッパ(EU)コウモリからも北米(NA)コウモリからも分離されたEUGdとNAGd)。WNS陰性のカナダの洞窟から集めた54匹の雄性NAコウモリMyotis lucifugusを1群18匹の3群に分け,NAGd感染群,EUGd感染群およびシャム感染対照群の群構成とした。各被検動物の皮膚温度,非活動状態パターン変化,冬眠,非活動状態,覚醒頻度と持続結果のANOVA,生存日数,翼の膜の病理組織学的観察の解析を行った。感染によってNAGd群,EUGd群共にWNSを発病したが,生存日数は対照に比較してNAGd群,EUGd群共に対照群より短縮され,EUGd群が最も短かった。冬眠中の非活動状態からの覚醒頻度パターンの変化はEUGd群で大きかった。本研究の結果の解析から,WNSによる致死原因はGdであり,死亡の原因として覚醒頻度増加による脂肪消耗を推定した。また,本結果はヨーロッパからの侵入Gd種が新規病原菌であるとの仮説も支持している。
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分類 (2件):
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異種生物間相互作用  ,  菌類による動物の伝染病 

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