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J-GLOBAL ID:201202209414077319   整理番号:12A0717623

鉄ベース合金の全半球放射率に及ぼす表面条件の影響に関する実験的研究

Experimental research on the influence of surface conditions on the total hemispherical emissivity of iron-based alloys
著者 (4件):
資料名:
巻: 40  ページ: 159-167  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: T0618A  ISSN: 0894-1777  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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全半球放射率に及ぼす表面粗さや酸化状態を含む表面条件の影響を鉄ベース合金試料に関して,改良した定常状態熱量測定法により実験的に研究した。検討した試料は,粗研磨砥粒と高温酸化を用いて作製した。表面顕微鏡写真,表面粗さおよび酸化層の組成について,走査型電子顕微鏡(SEM)とAuger電子分光法(AES)を用いて分析し,定量的に表面特性を記述した。異なる表面粗さを有する2種の鉄ベース合金試料による結果から,測定した全半球放射率は粗さと共に増加することを示した。しかしながら,全半球放射率に及ぼす表面粗さの影響は,鉄ベース合金の検討した粗さ条件に関して,1200K以上の高温で徐々に小さくなることを示した。別の6鉄ベース合金試料を種々の時間に関して高温空気マッフル炉で事前酸化し,3試料は400°Cで酸化し,その他の3試料は600°Cで酸化した。これらの結果から,種々の時間に関して400°Cで酸化した試料の放射率は,相互および非酸化基板と同様であるが,600°Cで酸化した放射率については,酸化時間と共に増加することを示した。この相違は酸化時間が600°Cで増加すると異なる酸化層厚みにより生ずるが,400°Cでの厚みはほとんど一定であることを示した。また異なる酸化温度で成長した酸化層の特性についてもまた異なることを示した。同じ酸化時間では,高温酸化温度で酸化した試料の放射率は,低い酸化温度で酸化した試料の値より大きいことを示した。鉄ベース合金の高温(600°C)酸化プロセスでの酸化層はコンパクトでその密度は大きく,これにより同じ酸化時間の低温(400°C)酸化プロセスで成長した酸化層と比較して,鉄ベース合金の放射熱伝達の能力を強化することを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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対流・放射熱伝達  ,  金属の機械的性質 
タイトルに関連する用語 (5件):
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