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J-GLOBAL ID：201202209439938467   整理番号：12A1378622

底生海洋生物地理学的構造の地球環境予測因子

Global environmental predictors of benthic marine biogeographic structure

著者 (6件)： BELANGER Christina L. (Univ. Chicago, IL) ,  JABLONSKI David (Univ. Chicago, IL) ,  ROY Kaustuv (Univ. California at San Diego, CA) ,  BERKE Sarah K. (Univ. Chicago, IL) ,  KRUG Andrew Z. (Univ. Chicago, IL) ,  VALENTINE James W. (Univ. California, CA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 35  ページ： 14046-14051  発行年： 2012年08月28日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生物相の生物地理学的構造に影響を与える環境因子を同定するために,生物地理学単位(BU)と海洋学変数の間の一致をモデルフィッティングアプローチにより調べた。海表面温度,塩分濃度あるいは生産性の平均値および季節変化といった容易に測定できる海洋学パラメーターを用い,世界中の様々な海洋における生物地理学的構造との関連性を調べた。これらの海洋学パラメーターにより89-100%の精度で底生海洋生物の生物地理学的構造を予想できた。特に,海表面温度はBUの環境予測因子として最も寄与が大きかった。底生海洋生物相の主要構成要素である二枚貝のデータベースとの比較からも,同じ環境パラメーターで二枚貝の種の構成を高い精度で予想できることが分かった。海表面温度,塩分濃度および生産性といった容易に測定できるパラメーターが,海洋生物地理学的構造の過去および将来の変化に対する予測因子として十分であると結論付けた。

シソーラス用語： 底生動物 ,  *二枚貝類 ,  地球環境 ,  *海面水温 ,  *生物地理区 ,  生息分布 ,  生態学 ,  環境効果 ,  近似法 ,  *ファウナ ,  海洋環境 ,  気候変動 ,  塩分
準シソーラス用語： マクロ生態学 ,  モデルフィッティング

分類 (2件)： 魚類以外の水産動物  (FH02030V) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (2件)： 地球環境 ,  予測因子