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J-GLOBAL ID:201202209457965420   整理番号:12A0931756

プロトカテクアルデヒドは血管平滑筋細胞および血管内血栓の移動および増殖を阻害する

Protocatechuic aldehyde inhibits migration and proliferation of vascular smooth muscle cells and intravascular thrombosis
著者 (6件):
資料名:
巻: 423  号:ページ: 116-121  発行年: 2012年06月22日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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血管平滑筋細胞(VSMCs)の移動および増殖及び血管内血栓の形成は,アテローム性動脈硬化疾患発生で重要な役割を果たす。この研究はSalvia miltiorrhiza根由来の化合物プロトカテクアルデヒド(PCA)の,PDGFによるVSMCsおよび血小板の移動および増殖に対する影響を調べた。DNA5-ブロモ-2′-デオキシウリジン(BrdU)取込および創傷治癒アッセイは,PCAがPDGF誘導増殖及びVSMCsの移動を薬理学的濃度(100μM)で有意に抑制することを示唆した。分子レベルで,移動および増殖に関連する酵素を調節するPI3K/AktおよびMAPKをダウンレギュレートすることを観察した。またPCAはVSMC細胞周期のS期停止を誘導し,サイクリンD2発現を抑制した。更にPCAはVSMCsにおいてPDGF-BB刺激活性酸素種州産生を阻害し,PCAの抗酸化作用はPDGF誘導移動および増殖抑制に寄与することを示唆した。最後にPCAは血小板凝集阻害に関連した抗血栓効果を示した。纏めると,この知見はアテローム性動脈硬化症および血管形成術によって誘発される,血管の再狭窄の治療におけるPCAの潜在的治療効果を示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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生薬の薬理の基礎研究 
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