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J-GLOBAL ID：201202209472285584   整理番号：12A0593362

肺サーファクタントにより高い表面圧を発生するための改変squeeze-outメカニズム

A modified squeeze-out mechanism for generating high surface pressures with pulmonary surfactant

著者 (6件)： KEATING Eleonora ,  ZUO Yi Y. ,  TADAYYON Seyed M. ,  PETERSEN Nils O. ,  POSSMAYER Fred ,  VELDHUIZEN Ruud A.W.
資料名： Biochimica et Biophysica Acta  (Biochimica et Biophysica Acta)
巻： 1818  号： 5  ページ： 1225-1234  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： B0207A  ISSN： 0005-2728  CODEN： BBBMBS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 原子間力顕微鏡法(AFM)を用いて,2つのLangmuir-Blodgett(LB)系,すなわち単純な3PLサーファクタント様混合体及び複雑なウシ脂質抽出サーファクタント(BLES)のリン脂質(PL)相転移及び多層形成を試験した。AFM高画像により,両系は液体拡張相(LE)において2タイプの液体濃縮(LC)ドメイン(マクロ及びナノサイズ)を発生することを示した。3PL混合体は高表面圧で顕著な多層を形成しなかったが,BLESは多層構造のネットワークを形成した。多層形成の進行試験により,多層は固体様LCドメインのエッジで及び液体様LE相において形成を開始することを示した。飛行時間二次イオン質量分析(ToF-SIMS)の元素分析能を用いて,多層構造は不飽和PLに富むが,飽和PLは残存界面単層において濃縮されることを示した。これにより,膜圧縮は不飽和PL種に富む単層と機能的に結合する不飽和PLに富む多層疎水性サーファクタント蛋白質依存形成をもたらすsqueeze-outモデルを支持した。これにより,圧縮時に低表面張力を達成し,拡張時に平衡値を維持する表面膜をもたらした。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *肺サーファクタント ,  表面圧 ,  顕微鏡観察 ,  *Langmuir-Blodgett膜 ,  リン脂質 ,  相転移 ,  細孔 ,  二次イオン質量分析 ,  界面張力 ,  圧縮
準シソーラス用語： 原子間力顕微鏡法 ,  飛行時間二次イオン質量分析

分類 (2件)： 呼吸器の基礎医学  (GI01020H) ,  生体膜一般  (EF04010G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 肺サーファクタント ,  表面圧 ,  改変 ,  メカニズム