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J-GLOBAL ID:201202209637461366   整理番号:12A0378266

表面について

On the surface
著者 (1件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 16-19  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: A0230C  ISSN: 0967-8638  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本稿は,希土類金属の表面層の調製がその機能性の発現に重要であることを,20年間希土類金属の研究を行ってきたリバプール大学のDr.Steve Barrettが解説したものである。1960年代以降,希土類金属の性質に関する研究が活発化されたが,はじめは単結晶作製技術が確立されておらず,得られた情報から,その表面構造あるいはその性質について有意な結論を引き出すことは困難であった。1980年代までは,ほとんどの希土類元素の表面研究は,その金属およびその化合物の化学的性質に焦点があてられた。筆者らは,希土類金属のクリーンな表面の研究に焦点を当てた。表面調製法としては,一連のex-situおよびin-situ法を用いて行った。即ち,Laue回折による結晶方位の決定,スパーク機械加工による希望の配向,形状の作製,0.25μm以下のダイヤモンドペーストによる機械的研磨(あるいは電解研磨),超高真空系の使用,そして500~700°Cの温度でのArイオン衝突による表面クリーニング,これらを繰り返すことにより不純物を許容範囲内に少なくする方法である。さらに,エピタキシャル薄膜成長希土類金属表面調製では,基板としては耐火性金属タングステン,モリブデンおよびニオブが最も適していることが分かった。これらは,体心立方構造(bcc)をとり,その(110)面は比較的高い表面エネルギーを有し,吸着質による再構築や緩和などの影響を受けない堅い基板であることによる。この他に非耐火性金属基板(Al,Fe,Ni,Cuなど)も多数用いられているが,これらは,金属間化合物を生成するため,注意が必要である。希土類金属のバルク体や薄膜の構造研究では,幾何学的構造(電子回折,X線回折および走査トンネル顕微鏡を使った)電子構造(UVおよびX線光電子分光法を使った)および磁気的構造の研究が何千と報告されている。走査トンネル顕微鏡観察からスカンジウム表面のテラス-ステップ構造が明らかになっている。
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分類 (1件):
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金属の表面構造 

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