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J-GLOBAL ID:201202209653383812   整理番号:12A1524188

周産期の低栄養は高脂肪食で飼育された成獣子孫の腸アルカリホスファターゼとその主要転写因子KLF4とCdx1を変化させる

Perinatal undernutrition alters intestinal alkaline phosphatase and its main transcription factors KLF4 and Cdx1 in adult offspring fed a high-fat diet
著者 (6件):
資料名:
巻: 23  号: 11  ページ: 1490-1497  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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妊娠中およびもしくは授乳中の栄養制限は,成人期の炎症,肥満や代謝疾患を進展させるリスクの増加に関連する。しかし,根本的なメカニズムについては,小腸の役割を含んで,明らかではない。著者らは,成人期の食餌への腸の適応は,周産期栄養によって変調されるという仮説を立てた。この仮説を分割実験法により試すために,20匹の対照動物と20匹の子宮内発育遅延(IUGR)の240日齢ラットを用いて,10日間標準食もしくは高脂肪食(HF)で飼育するようにランダムに割り当てた。空腸組織を剖検で採取し,解剖学,消化酵素,杯細胞およびmRNAレベルについて解析した。盲腸の内容物および血清は,アルカリホスファターゼ(AP)を分析した。IUGRラットは,対照で観察されるような空腸組織および盲腸の内容物のAP活性の上昇によるHF食への適応ができなかった。転写因子KLF4とCdx1のmRNAレベルはHF食飼育のIUGRラットの空腸上皮細胞で鈍化した。TNF-αのmRNAレベルはIUGRラットにおいてより低かった。IUGRラットではまた,アミノペプチダーゼN応答が悪化し,腸杯細胞の密度が減少した。対照およびIUGRのHF食飼育ラットで絨毛陰窩の構造と上皮細胞の増殖が促進した。HF食飼育では,対照よりもIUGRにおいて,血清APは低くなる傾向にあり,血清レバミゾール阻害剤耐性AP画分は低かった。血清脂肪酸とトリグリセリドはIUGRラットでより高く,またHF食飼育でより高かった。結論として,成獣の腸は初期栄養の違いによってHF食に適応し,HF飼育されたIUGR個々において腸APと転写因子は鈍化する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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婦人科・産科の基礎医学  ,  発生と分化 

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