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J-GLOBAL ID:201202209850652566   整理番号:11A1956497

フローインジェクションエレクトロスプレイイオン化質量分析法による主要なヒトチトクロームP450に対するハーブ抽出物の高ハイスループット阻害のスクリーニング

Flow Injection-Electrospray Ionization Mass Spectrometry Based High-Throughput Inhibition Screening of Herbal Extracts Toward Major Human Cytochrome P450s
著者 (5件):
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巻: 38  号: 12  ページ: 1692-1697  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2394A  ISSN: 0253-3820  CODEN: FHHHDT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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新規なフローインジェクション-タンデム質量分光計の(FIM/MS)多重酵素アッセイを開発した。鬱血したヒト肝ミクロソームにおける6つのプローブ基質に向けた,5種類の主要なヒト薬物代謝チトクロームP450アイソザイム(CYP1A2,2C9,2C19,2D6および3A4/5)の活性に対するハーブ抽出物の阻害能力を迅速なスクリーニングで検証した。クロマトグラフ分離を用いない迅速なFI-MS/MSに基づく方法は,測定装置あるいは作業集約型の試料調製を複雑にした。その調製は,スループットで少なくとも20倍の増加を可能にする。そして,標識反応に対して,マイクロプレートインキュベーション,低温相分離,6-イン-1インジェクションおよび直接的同時マルチ代謝産物の定量化を用いることで,その方法を構築した。マトリックスが合致したキャリブレーションおよび非同位体標識内部標準を用いて,十分な正確さ(83%~112%),精度(RSD<17%),感度(LOD<10nmol/L)および線形性(300倍を超えるの範囲r>0.99)を得た。P450酵素の速度論パラメータ(KMおよびVmax)と最適化条件下での各プローブ反応に対する既知の実際的抑制剤における半最大抑制濃度(IC50%)とは,文献値と一致していた。典型的7ポイント操作を用いて,2つの抑制濃度(2ポイントIC50)から誘導したIC50データは,観察したわずかな変位だけでなく,許容できる再現性を伴って,比較可能な値を提供した。バリデーションの後,FI-MS/MSに基づく方法および迅速な2ポイントIC50方法を統合して使用することにより,迅速なスクリーニングおよび複雑なハーブの混合物から得たハーブ抽出物10種を試料精製あるいは分取無しに,その阻害能力のランク付を可能にした。また複雑なハーブ薬物相互作用シナリオにおけるP450系に及ぼすハーブ処方の多面的影響に対して,有望な適応性の実証を可能にした。
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分類 (1件):
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質量分析 

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