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J-GLOBAL ID:201202209893674210   整理番号:12A1222030

NFκB経路はKaposi肉腫関連ヘルペスウイルスG蛋白質共役受容体により形質転換された内皮細胞において1α,25-ジヒドロキシビタミンD3によりダウンレギュレーションされる

NFκB pathway is down-regulated by 1α,25(OH)2-vitamin D3 in endothelial cells transformed by Kaposi sarcoma-associated herpes virus G protein coupled receptor
著者 (6件):
資料名:
巻: 77  号: 11  ページ: 1025-1032  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: C0103B  ISSN: 0039-128X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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以前に1α,25-ジヒドロキシビタミンD3(1α,25(OH)2D3)はKaposi肉腫関連ヘルペスウイルスG蛋白質共役受容体(vGPCR)により形質転換された内皮細胞の増殖に対して抗増殖作用を有することが証明されている。本研究では,1α,25(OH)2D3がvGPCRにより高活性化される核因子κB(NFκB)経路の阻害により増殖阻害作用を発揮するかどうか調べた。細胞増殖研究により,1α,25(OH)2D3は,NFκBの活性化を抑制するプロテオソーム阻害剤,ボルテゾミブと同様に,vGPCRにより形質転換された内皮細胞(SVEC-vGPCR)の増殖を低下させた。これらの細胞におけるNFκBの活性は1α,25(OH)2D3処理により70%低下した。さらに,時間および用量応答研究により,ホルモンはSVEC-vGPCRにおけるNFκBを著しく低下させ,IκBα mRNAおよび蛋白質レベルを増加させたのに対し,SVECではIκBαのみが著しく増加した。さらに,核へのNFκBトランスロケーションはビタミンD3受容体(VDR)とNFκBの関連のない機構により阻害され,生じた。IκBαにおける1α,25(OH)2D3誘導増加はde novo蛋白質合成を必要とし,MAPKおよびPI3K/Akt経路と無関係であった。要するに,これらの結果から,NFκB経路のダウンレギュレーションはvGPCRにより形質転換された内皮細胞に及ぼす1α,25(OH)2D3の抗増殖作用に関与する機構の一部であることを示唆している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  ビタミンD  ,  細胞生理一般 

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