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J-GLOBAL ID:201202209925390775   整理番号:12A0138792

有限抗酸化力と潜在的生態系リスクと関係するカドミウムストレス下のVicia faba L.苗木に対するランタンの二相影響

Biphasic effects of lanthanum on Vicia faba L. seedlings under cadmium stress, implicating finite antioxidation and potential ecological risk
著者 (8件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 530-537  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,代表的REEとしてランタン(La)を用いて,適切な濃度の外来LaによるCd誘導酸化損傷の軽減の機構を探求し,Vicia faba L.苗の根への高濃度のCdとLaの組合せの生態リスクを評価した。この苗を,栄養溶液,6μmolL<sup>-1</sup>CdCl<sub>2</sub>及び6μmolL<sup>-1</sup>CdCl<sub>2</sub>と高濃度Laの組合せ,それぞれで15日間水耕栽培した結果は,低濃度の外来La(<120μmolL<sup>-1</sup>)の補給が,根におけるCd,Ca,Cu,Zn.Mn又はFe元素の含量低下と,スーパーオキシドジスムターゼ(SOD),カタラーゼ(CAT),グアヤコールペルオキシダーゼ(GPX)とアスコルビン酸ペルオキシダーゼ(APX)イソ酵素の活性と共に熱ショック蛋白質(HSP70)生産を増加することを示した。しかし,より高いLa(>120μmolL<sup>-1</sup>)の補給は悪影響を示した。Cdの含量は根の単独Cd処理以上に上昇し,抗酸化イソ酵素活性とHSP70の低下及びカルボニル化蛋白質とエンドプロテアーゼイソ酵素活性の増加を伴った。またこの結果は,根の成長はカルボニル化蛋白質と共にインドール酢酸オキシダーゼ活性とも関係することを示した。従って,補給外来Laは二相影響,即ち,根におけるCd誘導酸化ストレスに対する低濃度での抗酸化刺激と高濃度での酸化促進に寄与した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
カドミウムとその化合物  ,  植物に対する影響 

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