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J-GLOBAL ID：201202209962826176   整理番号：12A1690843

Alzheimer病におけるニューロン内Aβの重要な役割:細胞内Aβ研究での技術的困難

Critical role of intraneuronal Aβ in Alzheimer’s disease: Technical challenges in studying intracellular Aβ

著者 (3件)： GOURAS Gunnar K. ,  WILLEN Katarina ,  TAMPELLINI Davide
資料名： Life Sciences  (Life Sciences)
巻： 91  号： 23-24  ページ： 1153-1158  発行年： 2012年12月10日 
JST資料番号： B0699B  ISSN： 0024-3205  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 複数の証拠は,Alzheimer病(AD)の病理へのβ-アミロイド(Aβ)の関与を示している。しかしながら,Aβが疾患過程に関わる機構は,明らかになっていないままである。ADでの有意な仮説は,Aβが分泌された,細胞外Aβ凝集物からの毒性を介し疾患を開始するものである。より最近では,脳のADに脆弱なニューロン内に早期に蓄積する,Aβのプールを中心にした別の仮説が出現している。ニューロン内Aβ蓄積の主題は,この分野で大きな興味があるが,ニューロン内Aβを検出する技術的な困難さは,この主題を著しく議論のあるものにもしている。ここでは,ADでのニューロン内Aβの重要な役割を示す証拠をレビューし,細胞内Aβ検出とAβのプリオン様性質で直面する困難の両方への見方を示した。免疫沈降およびウエスタンブロットが,Aβ検出のため用いられている。標準的な生化学的方法はニューロン内Aβを過小評価し,細胞外Aβが細胞内Aβをアップレギュレートできることを強調した。界面活性剤は,ニューロン内Aβを除去できることも示した。ニューロン内Aβが,シナプス機能不全発生に関わるAβの重要な病理的プールである認識が増加している。ニューロン内Aβを検出する困難さは,このAβの重要なプールを無視する足りない理由である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *Alzheimer病 ,  ニューロン ,  *アミロイドβタンパク質 ,  細胞内蓄積 ,  *病理 ,  *凝集体 ,  毒性 ,  プリオン ,  免疫沈降反応 ,  ウェスタンブロット法 ,  界面活性剤 ,  *シナプス
準シソーラス用語： *蛋白質凝集体

分類 (2件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (4件)： Alzheimer病 ,  ニューロン ,  役割 ,  研究