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J-GLOBAL ID:201202209992553204   整理番号:12A0869602

フォークヘッドボックス蛋白質によるクロマチンリモデリングの多重様式

Multiple modes of chromatin remodeling by Forkhead box proteins
著者 (4件):
資料名:
巻: 1819  号:ページ: 707-715  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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フォークヘッドボックス(FOX)蛋白質は,「フォークヘッド」又は「ウイングドヘリックス」ドメインとして知られるDNA結合ドメイン(DBD)により統合された転写制御因子の大きなファミリーを代表する。40を超えるFOX遺伝子が哺乳類ゲノム中に同定された。FOX蛋白質はコンセンサスDNA応答要素とそれらを結合させるDBDで有意の配列相同性を共有する。しかし,それらの作用様式はパイオニア因子,転写因子又は両方としての作用により,遺伝子発現を調節するなど極めて多様である。本レビューは,3つのサブクラスFOXA,FOXO及びFOXPメンバーを重点にして,クロマチンリモデリングの機構に焦点を当てた。FOXA蛋白質は局所のクロマチン構造を開くためパイオニア因子として貢献し,それにより,転写を調節する因子に対しクロマチンのアクセス性を増す。対照的に,FOXP蛋白質は遺伝子発現を調節するための種々のクロマチン修飾酵素を補充するため,古典的転写因子として機能する。FOXO蛋白質はパイオニア因子と転写因子として二重の役割りを持つ混成サブクラスを代表する。FOX蛋白質の一部は凝縮分裂クロマチンと相互作用し,特異的ゲノム部位において転写能力を維持するため「ブックマーキング」剤として機能する。FOX蛋白質によるクロマチンリモデリング機能におけるオーバーオールの多様性は,コアヒストン及び/又はクロマチン共調節蛋白質との選択的相互作用を支配するDBD隣接領域に存在する特異構造モチーフと関係する。本論文は特集標題:時空間におけるクロマチン,の一環である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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