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J-GLOBAL ID：201202210134988373   整理番号：12A1466456

さまざまな組織の異所性移植部位としてのマウスリンパ節

The mouse lymph node as an ectopic transplantation site for multiple tissues

著者 (5件)： KOMORI Junji (Univ. Pittsburgh School of Medicine, Pennsylvania, USA) ,  BOONE Lindsey (Univ. Pittsburgh School of Medicine, Pennsylvania, USA) ,  DEWARD Aaron (Univ. Pittsburgh School of Medicine, Pennsylvania, USA) ,  HOPPO Toshitaka (Univ. Pittsburgh School of Medicine, Pennsylvania, USA) ,  LAGASSE Eric (Univ. Pittsburgh School of Medicine, Pennsylvania, USA)
資料名： Nature Biotechnology  (Nature Biotechnology)
巻： 30  号： 10  ページ： 976-983  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： H0870A  ISSN： 1087-0156  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞を用いる治療は臓器移植の有力な代替法と見なされているが,臓器修復を目的とする細胞移植が常に可能とはかぎらない。本論文では,マウスリンパ節が各種組織由来の正常細胞の生着および増殖を支援する能力を有することを示す。致死的代謝性肝障害マウスのリンパ節の1つに肝細胞を直接注入すると,そのマウスの生存に十分な量の異所性肝組織が形成された。さらに,無胸腺ヌードマウスのリンパ節の1つに胸腺組織を移植すると,同種異系および異種移植片を拒絶する能力を有する機能的な免疫系が形成された。加えて,糖尿病マウスの複数のリンパ節に膵島細胞を注入すると,正常なグルコース調節が回復した。今回の結果を総合すると,細胞移植治療でリンパ節を標的とすることは,組織および臓器の機能の回復,維持,または改善のための実用的な方法であることが示唆される。Copyright Nature Publishing Group 2012

シソーラス用語： 臓器移植 ,  *細胞移植 ,  *マウス ,  *リンパ節 ,  *病態モデル ,  *実験動物 ,  *内分泌外科 ,  *膵臓移植 ,  動物実験 ,  異所性組織 ,  胸腺疾患 ,  肝障害 ,  肝細胞
準シソーラス用語： *Langerhans島移植 ,  *リンパ節移植 ,  異所性胸腺組織 ,  致死的代謝性肝障害 ,  *糖尿病マウス

分類 (3件)： 基礎治療学  (GC03012A) ,  代謝異常・栄養性疾患の治療  (GD05030F) ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患の治療  (GD04030Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 組織 ,  異所性 ,  移植 ,  マウス ,  リンパ節