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J-GLOBAL ID:201202210146630644   整理番号:12A1048273

高速炉燃料集合体内発熱分布に対するガンマ線輸送効果の評価

Evaluation of Gamma-Ray Transport Effect on Heating Distribution in a Fast Reactor Fuel Subassembly
著者 (1件):
資料名:
号: 2010-045  ページ: WEB ONLY  発行年: 2011年01月 
JST資料番号: U0304A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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高速炉の燃料設計では,通常,燃料ピンで発生したガンマ線はエネルギーをその燃料ピンに付与すると見做される。実際にはガンマ線は燃料集合体内を輸送されるため,この手法では燃料ピンの発熱量を過大評価することになる。本検討では,ガンマ線の輸送計算により,高速炉燃料集合体の発熱分布に対するガンマ線の輸送効果を定量的に評価した。計算には,最新の評価済み核データファイルJENDL-4.0に基づくガンマ断面積ライブラリUFGLIB.J40と,放射線輸送計算コードシステムCBGを用いた。「もんじゅ」燃料集合体モデルを用いた検討の結果,ガンマ線の輸送を考慮することにより燃料ピンの発熱が1.35%程度低下することを示した。また,このガンマ線輸送効果の不確かさを評価したところ,0.34%を得た。さらに,燃料集合体のラッパ管より内側の領域の発熱割合は,ガンマ線の輸送を考慮することにより0.5%程度減少することを示した。(著者抄録)
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分類 (1件):
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原子炉核特性 
引用文献 (6件):
  • 1)高下、他、「核設計手法報告書」、PNCTN84102000-011(2000),
  • 2) T. Hazama, et al., 'SLAROM-UF: Ultra fine group cell calculation code for fast reactor- version 20090113-,' JAEA-Review 2009-003 (2009).
  • 3)千葉、他、「高速炉のガンマ発熱計算のためのガンマ断面積ライブラリの整備」、JAEA-Data/Code2010-013(2010).
  • 4)千葉、「中性子輸送計算システムCBGによる小林ベンチマーク問題の計算」、JAEA-Research2009-012(2009).
  • 5) R.Sher,Tission-energy release for 16 fissioning nuclides,' Proc. Conf. on Nucl. Data Eval- uation Method and Procedures, BNL (1980).
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