99mTc(CO)3-イミノジ酢酸(IDA)のキャラクタリゼーションとそれの肝臓シンチグラフィーのための化合物を用いた99mTc-(IDA)2との比較

KIM Jin-Hwan; CHOI Sun-Ju; HONG Young-Don

文献

J-GLOBAL ID：201202210179763100 整理番号：12A0507374

^99mTc(CO)₃-イミノジ酢酸(IDA)のキャラクタリゼーションとそれの肝臓シンチグラフィーのための化合物を用いた^99mTc-(IDA)₂との比較

Characterization of ^99mTc(CO)₃-iminodiacetic acid (IDA) and its comparison with ^99mTc-(IDA)₂ using compounds for hepatobiliary scintigraphy

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資料名：
巻： 292 号： 1 ページ： 203-209 発行年： 2012年04月
JST資料番号： B0949B ISSN： 0236-5731 CODEN： JRNCDM 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

有機金属前駆体fac-[^99mTc(CO)₃(H₂O)₃]⁺は,ロバスト性とTc(I)トリカルボニル錯体のTc(V)錯体と比較した小ささおよび種々のドナー原子への標識親和性の良さのために注目を集めている。各種配位子の中でイミノジ酢酸(IDA)はTc(III)錯体を形成する良好なキレート剤であるだけでなく,fac-[^99mTc(CO)₃]前駆体のためのキレート系でもある。^99mTc(CO)₃-(IDA)と^99mTc-(IDA)₂錯体の間の類似性と違いを確かめる目的でジソフェニン,メブロフェニンおよびN-(3-ヨード-2,4,6-トリメチルフェニルカルバモイルメチル)イミノジ酢酸のM(CO)₃-IDA(M=^99mTc,Re)錯体を作り,^99mTc(CO)₃-ジソフェニンの生物学的評価を行った。この錯体は高い放射能標識収率で生成し,負の電荷を示した。その薬動学は^99mTc-(ジソフェニン)₂と類似で血中から迅速に肝細胞から除去され胆嚢と腸に排泄された。従って^99mTc(CO)₃-IDAのジソフェニンとメブロフェニンとの誘導体はおそらく肝臓造影剤として使える。IDAは良いキレート剤であり,かつ^99mTc(CO)₃-IDA誘導体の放射線医薬品的,生物学的性質が^99mTc錯体と類似であるため,IDAを含む生体分子は自在にfac-[^99mTc(CO)₃]前駆体またはfac-[^99mTcで標識付できる。しかし,標識付の効率と生物学的挙動から^99mTc(CO)₃-IDA化合物が新しい撮像材として好ましい性質を示した。Copyright 2011 Akademiai Kiado, Budapest, Hungary Translated from English into Japanese by JST.

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診断用薬の基礎研究 , 肝臓 , 第3族元素の錯体 , 脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸

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