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J-GLOBAL ID:201202210213693559   整理番号:12A1164937

ミクロメータサイズの金ナノプレート 澱粉が媒介する光化学還元合成およびチップ増強Raman散乱(TERS)への利用の可能性

Micrometer-sized gold nanoplates: starch-mediated photochemical reduction synthesis and possibility of application to tip-enhanced Raman scattering (TERS)
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巻: 14  号: 27  ページ: 9636-9641  発行年: 2012年07月21日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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澱粉が媒介する光化学還元を用い,ミクロメータサイズの金ナノプレートの合成を研究した。金イオンを還元するために,先ず澱粉鎖をAuCl4-と錯体を形成させ,次に塩酸存在下で[AuCl4--澱粉]錯体に太陽光に照射して塩素ラジカルを生成させた。塩素イオンからの電子により金イオンが還元され,金ナノプレート分散が生成した。遅い反応速度と澱粉のテンプレート機能のため,金構造は熱力学的に安定な面心立方(fcc)結晶の最低エネルギー面の(111)面に沿って成長した。この方法により,三角形/切頂三角形/六角形/多角形の金プレートを得ることができた。プレートサイズは,塩酸濃度の増加により数ミクロンから数百ミクロンまで制御することができ,プレート厚さは100nm以下であった。クリスタルバイオレット(CV)分子により被覆されたミクロンサイズの金ナノプレートの表面に,銀被覆タングステンチップを接近させたところ,Raman信号の増大を示した。これらは,100以下のCV分子を検出し得ることを示している。このミクロメータサイズの金ナノプレートは,TERS基板として有望であることを述べた。
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分類 (2件):
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コロイド化学一般  ,  金属の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル 
物質索引 (1件):
物質索引
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